松本歯科大学卒

 

【所属学会】
日本歯周病学会 
臨床歯周病学会
日本保存学会 会員

東京SJCDレギュラーコース終了など

 




歯科医を志された理由・想いを聞かせてください。
歯科医師になるまで、こんなに歯科が面白くて、どこまで勉強しても終わることがないものだとは思いませんでした。昔の夢は歯科医師ではなかったけれども、今となっては夢の中も歯科のことだけになっています。どれだけしてもゴールのない勉強をさせてもらって、患者様がいることに本当に感謝しています。
患者様と接するうえで気を使っていることはありますか?
できる限り話をして患者様と一緒に治療計画を立てて治療を進めていきたいので、歯科以外の話もできる限りするようにして、患者さんとの信頼関係を築くようにしています。
また、治療の合間では、お口の中がどうなっているのかわかるように鏡を見て説明するようにしています。できる限り治療の中での不安を取り除くために頑張っています。
先生から見て女性の“美”とはどういうことだと思われますか?
大きな口をあけて笑っても堂々としていられることだと思います。男性はネガティブスマイルです。つまり歯茎を出して笑うことは少ないのですが、女性は逆で歯茎のラインが見えてしまいます。治療するのにおいて一番難しいと思うのが女性の上の前歯で、いつもポジティブに笑ってもらえるように歯と歯茎の関係を意識しながら治療にあたっています。そのため、患者さんに可笑しなことを言って笑ってもらえるように時々努力しています。それは、普段どういう笑い方をするのかどうやって話すのかが顔の中での歯の位置と存在を考えながら治療をしていくうえで最も重要なことと考えているからです。
口の健康を保つ為にどのようなことを取り組まれていますか?
まずは自分の歯と歯茎の状態に興味を持ってもらうことだと思います。人から見えても自分では見えないところなので、興味を持ってもらうために初診時、口腔内写真を患者さんにお渡しして、提案した治療が必要なものか一緒になって考えてもらうようにしています。
そして治療が終わったら再治療が必要にならないように定期的に来院してホームケアーができているか確認するようにしています。
貴院の今後の目標をお聞かせください。
信頼のできる技工士さん一人で一つの歯を責任持って作ってもらっています。これは咬合も考慮に入れ、患者様の個性を常に話し合って治療を進められ患者様に合う適合のいい技工物を作るために欠かせないことだと思っています。しかし、現在ではCAD/CAMの技術を駆使した治療も高いレベルにあると思います。また、一人で患者さんをすべて診るのではなく、それぞれの専門の先生が話し合って何か所かの歯科医院で治療を進めていくことも高いレベルの治療を進めていくうえで必要なことであると考えます。今後はCAD/CAMを用いての治療や、他の先生方と一緒に進めていく治療も高いレベルでできるように、患者さんと一緒に歯科医学の研鑽を続けたいと思います。